おみずごくごく

日々思うままに。なんでも表現したいこと。

ポップな自己啓発本*『神様とのおしゃべり』

 

 

神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識-

神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識-

 

 

さとうみつろう氏による著書『神様とのおしゃべり』を読んだ。

 

 

自分にとってのメモとして、心に響いた部分を以下にピックアップしていきたいと思う。

 

 

・ある人にとっての「現実」とは、100%その人の思い通りにできている。

 

・①願いがかなうころに、本人が願ったことを忘れていたり、

②願いが複雑で、叶ったこと自体に本人が気づけなかったり、

③まちがえた願いかたをしたせいで、変な形で叶ってしまったり

 

・共通するルール・・・・それが「信じたものが、現実になる」じゃ。

 

・いいか、人生は3段階なんだじゃ。

①「全てが大丈夫」だと知っているから、つまらない観念を無数に獲得していく時期

②「大丈夫」だということを忘れてしまい、駆け込んだ無数の観念のせいで悩む時期

③誰かに秘密の人生のルールを教えてもらい、理想通りの現実へと構築しなおしていく時期

 

・その人がなにを信じているのかを知りたければ、「現実」を見ればわかる

 

・現実とは、お前がなにを信じているかを映し出す鏡のこと

 

・感情が沸く場所には全て、確実に「固定観念」という前提がある。

 

・鏡はお前を映している。お前がやったことを、跳ね返しつづけているということじゃ。優しくすれば、優しさが還ってくるじゃろう。

 

・お前達人間は、いつもこれをやっておる。「短パンが映った鏡を見て、私はスカートを穿いたはずよ!」と叫んでおる

 

・現実を変えたいのなら、「解釈」を変えればいいだけなんじゃよ!

 

・「できごと」には与えられた唯一の意味なんてないということじゃ。「無意味のできごと」に人間が意味をつけておる

 

・「現実」を見て、それとは違う「思いたいこと」を想像しなさい。「想像」という人間の奇跡の能力をフルに利用しなさい!

 

・お前達人間が「否定語」という観念を想像できないんじゃよ!

 

・否定語を使わずに、望んでいる方向を明確に伝える 

 

・好きな方向を想像する。

 

・「それなら、どうしたいのか?」と常に自分に聞くクセをつけなさい。

 

・「なりたい」という願いは今日かぎりで、全てを捨てなさい。

 

・迷えるということ自体が、贅沢/迷っているということは、実はどっちでもいい

 

・悩んだら、とにかく悩むことをすぐに止めなさい。悩んだ瞬間に、悩むことを止めなさい。「悩み」の持つ魔法が、悩みから人間を抜け出せなくしてしまうようになる。大丈夫。あなたは「どっちでもいい」と思っているから、大切なのは、勇気だけじゃ。

 

・①人間は目の前の現実以外は経験できない

②それなのに「これ以外にしておけばよかった」と、目の前の選択に不満を言い始める

③だから後悔があるなら、すぐに後悔を止めなさい。どっちみちあなたには、それを判断するチカラなんなんてないんじゃから

 

・小っちゃな自分の思い通りにしようなんて思わず、大きな宇宙を信じてさ、だって全てはすでに自分の思い通りなんだから。

 

・あなたを超えた大きな流れを信じなさい。

 

・「目の前のこの人は、私になにかを教えてくれている」

 

・頭が考えることは、全部、嘘じゃ。ロクなことにならん。心が想うことに従いなさい。/好きになった人を好きになりなさい。

 

・お前が知らないことを一番よく知っている人は、お前が嫌いな人なんじゃよ。

 

・相手の意見を言わせているのも私だと気付けたなら、絶対にあなたは二度と傷つかんよ。

 

・宇宙の唯一の法則は、「自分が周りをどう見ているか」だけなんじゃ。

だから、お前のことを悪く思っている人は1人もおらん。「悪く思っている人がいる」とお前が思っているだけである。誰もお前なんか、興味ないよ。

 

・「ここ」以外に行けるわけがないお前が、「向こうに行きたい」だなんて言うもんだから、いつもおかしなことになる。お前は、この場所にいるだけで、完全に役割を果たしている。その場で今すぐ、くつろぎなさい。くつろげば、お前が望んでいる役割は是て「ここ」にやってくるよ。

 

・「あなたにできない仕事」ではなく、「あなたにしかできない仕事」を身の回りから探してみましょう。あなたには、「あなた」という大切な役割がすでにあるのだから。

 

・「この宇宙」はすでに撮影が終わった映画のDVDのようなものじゃないか?/始めから終わりまで、動きが全て決まっているのだから。

 

・TVの外にいるからこそ、お前はじそのドラマの内容(ビリヤードの球のぶつかり合い)に影響されずに、自己同一化ができる。

 

・選択の数だけ、無限にDVDは用意されている。/毎朝、毎朝、ゼロから現実を構築している僕たち観測者は、どんな現実であろうと、信じた通りに見る事ができる。

 

・無数にあるDVDを差し置いてでも、この風景を見たかったということじゃよ。そのできごとを。その人間関係を!

 

・完全に「現実」の全てが愛おしいという目線に戻れた時/その時についに、本当の私の視点に重なる!

 

・変えたいんだったら、もう変えているのだから。

 

・感謝こそ、最後のキーなんじゃ!

 

・ライバルにもありがとう。味方にもありがとう。こうして、目の前の全てを認めるんじゃよ。私がこの全てを、望んでいたとな。

 

・まずは目の前の「現実」を認めなさい。そこにあるのは、全てあなたが望んだものじゃ。

 

・できごとは全て「自力」でおこらず、ただの縁起が展開しているだけなのに、「私が自分の力でどうにかできる」と思うから、苦しくなるんじゃないか。「私ではどうでにもできない」と気付きなさい。「どうにもしないでいい」と安心できるはずじゃ。宇宙の流れのままに、身をまかせなさい。

 

・「自分が自分の意思で動いている」と思わずに、「みんなが自分を動かしている」という視点で、日々のできごとを見つめてみましょう。

 

・いいか、みつろう。夢を抱いたその日とは、なぜだか「自分の夢だけは」ハードルが高いと錯覚する。

 

・悩みは、「たいしたことがない」きと気づけるまでが、悩みじゃよ。

 

・「いつか」と願えば「いつか」が叶う。そして「いつか」なんて、いつまで待っても絶対にこない。

 

・夢は「なれている」だよ!「なりたい」じゃなくて!!

 

・「今、幸せじゃ」とその場で願いなさい。

 

・宇宙がお前を夢の方向に引っ張っている。抵抗してもムダじゃよ。早かれ遅かれ、きっとその道を進むことになる。

 

・「すでに私は持っている」と信じなさい。/あとはそれを誰かに、わけ与えなさい。それがいつの間にか、お前の新しい仕事になっておるじゃろう。

 

・他人を批判してはいけない。

 

・最後の感情だけが大事/ネガティブなことを考えたことを、悪いことだと考えることが、悪い

 

・「幸せになるために感謝するんじゃない。感謝している時が幸せなんだ」

 

 

不満・批判・なりたいを口を開けばいう自分にとっては参考になりすぎて、大量の引用をしてしまって営業妨害かしら・・・。

うまくいってるように見える人が、上記とほとんど同じことを言っていたことを(本著は未読であろう)思い出し、読みながら驚きを憶える。

 

 高いところ、見晴らしのいいところにたてば、「私」がこの世界を見ている者である、という感覚をとり戻せるから、人は高いところから景色をみるののが好きなのか?

見晴らしのいいところから世界を見るといつでも、

「この世界は素晴らしい」って思うもんなあ。生きててよかったって。この景色が見れてよかったって。

 

 詩人になりたいぐうたら会社員⇔毒舌な神さまとの対話。

夢を追って会社を辞める、嫌いだった上司を前にしてのスピーチは物語としてもなかなか。

 

イラストレーターのサブカル的チョイスといい、すべてをもりこんだボリューム、かつストーリー方式。

重版を重ねてヒット作となり、冥利につきると思う。

悩める多くの人の支えとなっていくだろう。